Terminal と Finder を便利に使う小技

身につけると情報の授業でばかりでなく、PCでの作業全般に役立つ小技をご紹介します。

【Terminal】

  1. ファイルを探すショートカット。
  2. ↑キーで過去に実行したコマンドに遡る。

【Finder】

  1. フォルダ/ファイルの絶対パスを取得
  2. よく使うフォルダをピン留め

【Terminal x Finder】

  1. Finder で選択したフォルダをTerminalを開く。


【Terminal】

1. Tab キーでファイルを探す。


今、フォルダの中にaからjまでの文字で始まる料理名のファイルがあり、

ファイル名を指定する際、「i」を入力した状態で「Tabキー」を押すと…

iから始まるファイルが検索され、候補が一つのみの場合はそれが自動で入力されます。

2. ↑キーで過去のコマンドに遡る


ファイルを修正して再度実行する際、長いコマンドを再度入力する必要はありません。上向矢印キー↑を1回押すと一つ前のコマンドに、押した回数だけ遡ることができます。
画像の状態で1回↑を押すと…

直前に実行したコマンド
pyxel run 02_jump_game.py
が入力されます。もう一度↑を押すと、その一つ前の
pyxel run 01_hello_pyxel.py
が入力されます


【Finder】

1. 右クリック+optionキーでフォルダ/ファイルのパスを取得



フォルダ/ファイルを右クリックすると、通常はこの様な操作項目が表示されますが、ここでoptionキーを押すと…



操作項目が変わり、フォルダ名に変わって絶対パスをコピーすることができます。
terminal上で作業フォルダを見つけられない場合、
cd (コピーした絶対パス)
で簡単に移動できます。

2. よく使うフォルダをピン留め


よく使うフォルダはfinder左側の「よく使う項目」にドラッグ&ドロップすると、そこからアクセスできるようになる。
「よく使う項目」を含むサイドバーが非表示の場合、
controll + option + s
で表示される。またはFinderを選択した状態で画面左上のツールバーの「表示」をクリックし、「サイドバーを表示」を選択する。

【Terminal】Finder で選択したフォルダをTerminalを開く。

1. Finder で選択したフォルダをTerminalを開く。


Finder ウィンドウの下部にはrootディレクトからcurrentディレクトリまでのパスが視覚的に表示されています。ここに表示されているフォルダを右クリックすると「”ターミナル”で開く」があり、これをクリックすることでcdコマンドを使わずにterminalでフォルダを開くことができます。
フォルダの位置が分からないが、Finderはピン留めされていてすぐにアクセスできる場合などに有効です。しかしプログラミング上達の為には、基本的には普段からフォルダ作成時にその位置を把握し、cdコマンドで移動できる様に習慣づけておきましょう。


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